【仕事がはかどる!】介護士の便利グッズを紹介【注意点も解説します】

2023.01.30掲載
介護お役立ち情報

更新日:2023/1/30

【仕事がはかどる!】介護士の便利グッズを紹介【注意点も解説します】

作業の効率が上がると、仕事が楽しくなり、自然とモチベーションも高くなりますよね。
今回は介護士におすすめの便利グッズを紹介していきます。

効率がアップする便利グッズ7選にくわえて、通所介護や入所施設、訪問介護といった職種別のおすすめグッズも紹介します。

今回の記事が特に役立つ方は、以下のとおりです。

「最近仕事のモチベーションが上がらない」
「仕事の効率を上げるグッズがほしい」
「経験のない現場に異動になった」

便利な理由にあわせて使用時の注意点も記載しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
お気に入りのグッズを使って、楽しく介護のお仕事をしましょう。

介護士便利グッズ7選

働く施設の形態に関わらず、介護士なら持っておくと便利なグッズを紹介します。

①印鑑

回覧文書への捺印や物品を支給された時の受取印など、意外と使う機会の多いグッズです。
サービス担当者会議や院内カンファレンスといった外の会議に出席した際に使うケースもあります。

ケアマネジャーさんから、利用者さんのサービス提供表や個人情報を受け取った時に、受領印として印鑑を使用するのです。

サービス担当者会議のような担当者が一度に集まる機会は少ないため、それまで渡せなかった書類が渡されることは少なくありません。

ロッカーやデスクに1本、外出用のバックなどに1本ずつ用意するのがおすすめです。
高価な印鑑を用意すると、使うのも楽しみになりますよ。

②消毒セット

流水を使った手洗いができない時に重宝するのが、消毒液を入れたハンドスプレーとウェットティッシュです。
外出先で利用者さんが嘔吐した時や失禁した時のケアに便利なほか、ケア後の手の消毒に使えます。

ウェットティッシュは、ドラッグストアでも買えますが、枚数が少なく意外と高いのがネックでしょう。

そこでおすすめなのは赤ちゃんのお尻ふきです。
1パック60枚から80枚入っていて、値段もウェットティッシュより安い場合がほとんど。
赤ちゃんに使うくらいなので、無香料無着色で肌にやさしく、安心して使えるでしょう。

③筆記用具

新人さんはもちろん、業務に慣れてきたベテランさんにも必需品だと思います。
利用者さんやご家族からの伝言はもちろん、筆談を利用して難聴の方とのコミュニケーションにもおすすめです。

ボールペンは、色を区別して見えやすいように、3色ボールペンを用意するとよいでしょう。

④スケジュール帳

「介護士は現場勤務だから使わないよ」という方も少なくありませんが、持っていて便利なのがスケジュール帳です。

外勤のある方はもちろん、現場に従事する時間が長い方も持っていて困りません。

会社の研修や朝礼などの行事の確認、勤務シフトの変更といったスケジュールを確認するのにぴったりです。

⑤マスク(使い捨て)

感染症が流行する秋から冬には必須アイテムかもしれません。
エチケットの観点から、常備しておくとよいでしょう。

衛生面を考えると、布製のマスクよりも使い捨てマスクがおすすめです。
マスクは、肌に直接触れている時間が長く、雑菌などのいろいろな物が付着してしまいます。

もったいないという意識は捨てて、こまめに取り換えましょう。

⑥ハンドクリーム

消毒をこまめにする介護士は手荒れが大変ですよね。
容量の少ないハンドクリームなら、簡単に持ち運びできるのでおすすめです。
入浴介助や調理業務といった水仕事も多い介護士だからこそ、ハンドクリームで保湿しましょう。
自分の好きな香りにすると、気分転換にもなりますよ。
ただし、施設によっては匂い付きのハンドクリームが禁止されていますので、一度確認してみてくださいね。

⑦デオドラントシート

介護士は体力を使う仕事なので、汗をたくさんかきます。
汗をかくことは、それだけ仕事を一生懸命やっている証明なので恥ずかしいと思わなくて大丈夫。

デオドラントシートがあると汗を拭いてすっきりできるほか、清涼感の強い商品を選べば、拭いたあともひんやりして気持ちがよく、業務にも集中できるでしょう。

ハンドクリームやデオドラントシートといった便利グッズは、「この商品おすすめですよ」と、職場のコミュニケーションにも役立つと思います。

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通所介護施設の介護士におすすめの便利グッズ

通所介護施設の介護士におすすめの便利グッズ

ここからは、施設形態に合わせた便利グッズを紹介していきます。
まず、デイサービスなどの通所介護施設に勤務する方向けの便利グッズです。

①ウエストポーチ

送迎介助の時に役立つのがウエストポーチです。
送迎業務では、利用者さんの移動介助をしながら荷物を持つことがあります。
そこで両手が自由に使えるウエストポーチはおすすめです。

ウエストポーチの中には、筆記用具や携帯電話、消毒セットなどの便利グッズも入れておきましょう。
装着したままでも車の運転に邪魔にならないくらいのサイズなら、装着も簡単で使いやすいはずです。

②スマートフォン

送迎業務のある方にこそおすすめしたいのがスマートフォンです。

1人で送迎する時、ほとんどの方は携帯電話を持っているでしょう。
しかし利用者さんが急変した場合や交通事故にあった時、携帯電話が充電切れや故障で使えないケースもあります。

私の実体験ですが、利用者さんの忘れ物を家まで届けにいく途中に、反対車線からはみ出してきた車と接触したことがあります。

真冬で交通事故が多発した日だったので、警察もすぐに来られず、しかも会社の携帯電話のバッテリーが切れてしまったのです。
スマートフォンを持っていたため、会社に連絡して利用者さんのお宅に電話を依頼することができました。

今回は忘れ物でしたが、「もし利用者さんが同乗していてケガをしていたら…」と思うとゾッとしたのを覚えています。

そのためスマートフォンを常備してほしいのですが、注意点が1つあります。
それは個人のスマートフォンを携帯してよいかを上司や責任者に確認しておく点です。

「個人の物品は必ずロッカーに入れてください」という会社もあります。

その際は、会社の携帯電話が使えない場合はどのような対処をすればよいか?を確認しておきましょう。

入所施設の介護士におすすめの便利グッズ

特別養護老人ホームやグループホームといった入所施設の場合、夜勤勤務は避けられません。
そこで、夜勤勤務や日勤勤務にも人気のあるグッズを紹介します。

①エプロン

会社から支給されることが多いエプロンですが、自分で好きなエプロンを選んでみましょう。
自分の好きな色やデザインのエプロンを着れば、自然とモチベーションも上がります。

もしも自分好みのデザインやカラーが、自由に選べない場合、足のネイルや靴下といった目立たないもので気分転換を図ってくださいね。

さらに職場の環境に合わせたエプロンを選ぶと仕事の効率も上がります。

1人で多くの利用者さんと関わる職場なら、荷物を取りに行く手間を省くため収納ポケットが多いエプロン。
身体介助の多い職場なら、利用者さんがエプロンにつかまることもあるため、丈夫なエプロンがよいでしょう。

②軽食や飲み物

夜間帯の介護士は、慣れていても心細いものです。
「利用者さんも寝ていて話し相手がいない」と、夜勤帯が苦痛な方もいるかもしれません。
そのような時は、自分の好きな食べ物や飲み物がおすすめです。

人間なので、美味しいものを食べると元気がでます。
コーヒーやスナック菓子といった軽食で、体に無理をかけずに夜勤を乗り切りましょう。

③救急対応マニュアル

用意しておくと安心なのが救急対応マニュアルです。

介護士の大切な仕事に救急時対応があります。
救急時対応は、頭ではわかっていても実際の現場で思い通り体が動かない特徴があります。

体が動かない時やあせってしまう時に備えて、救急時マニュアルをすぐ開けるようなところへ置いておきましょう。

「どうしたらよいかわからなくなったら、救急マニュアルを確認して動けば大丈夫」と思うと、夜勤帯も自信をもってこなせますよ。

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訪問介護士におすすめの便利グッズ

最後に、利用者さんのお宅に直接訪問する訪問介護士の便利グッズです。

訪問介護士は、利用者さんのお宅で仕事をするという特徴があります。
難しいところは、訪問先の利用者さんを不快にさせないよう、相手に合わせて行動する点です。

ここでは、そんな現場でも役立つ便利グッズを紹介していきます。

①カーディガン

訪問先のお宅が、何らかの事情でストーブがない、あるいは節約のために寒くてもストーブをつけない方もいらっしゃいます。

勝手にストーブをつけるわけにもいかないため、寒い中で調理や掃除をするケースも。

そこでカーディガンやフリースといった一枚余分に着られる服を持っておくと、利用者さんに気遣いせず仕事に取り組めるのでおすすめです。

②靴下

これまでヘルパーが訪問していないお宅では、床が埃まみれのこともあります。
訪問を終えてセンターに帰ったら、靴下がよごれてもう履けない…ということも。
「汚れてもいい」あるいは「すぐ捨ててもいい」靴下を何足か持っておくと便利です。

便利グッズを使ってモチベーションをアップさせよう

便利グッズを使ってモチベーションをアップさせよう

さまざまな便利グッズを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
便利グッズを使うと効率的に仕事ができるようになり、自然とモチベーションもアップすると思います。
「最近なんだかやる気がでない」という方こそ、便利グッズを活用してみましょう。

そして自分にぴったりの便利グッズを見つけたら、ぜひ周りの仲間にも紹介してみてください。
コミュニケーションが活発になるだけでなく、仲間のモチベーションも上げられるかもしれません。
便利グッズを上手に使って、楽しく介護のお仕事をすすめていきましょう。

 

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この記事を書いた人:TAKUMI/ Webライター
TAKUMI介護福祉士として特別養護老人ホームで働いていたときに、バーンアウトを経験。周りの支えもあり克服しました。
その後、素晴らしい仲間との出会いや仕事への気づきから、介護の仕事が楽しいと思える日々を送ることができました。
今では「バーンアウトを経験したから、今がある」と考えています。
13年間介護職として働いてきた経験を活かして、皆さまのお役に立つ記事を書いていきたいと思います。写真は私の似顔絵で、7歳の娘が描いてくれたものです。