看護師だってメイクしたい!マスクでも崩れにくいメイクのコツ

2023.01.30掲載
看護師お役立ち情報

更新日:2023/1/30

看護師だってメイクしたい!マスクでも崩れにくいメイクのコツ

看護師のみなさんは、仕事中のメイクはどうしていますか?

病棟中を駆け回り必死に業務をこなしているうちに、あっという間にメイクは崩れて落ちてしまいますよね。

「メイク直しをする時間もないし、どうせマスクをするし、すっぴんでいいや」
という結論に至った方も少なくはないと思います。

私もそんな1人で、経験年数を重ねるにつれ次第にメイクが薄くなり、最終的にはほとんどすっぴんのようになりました。
「電車内にすっぴんで髪がボサボサの疲れた女がいたら看護師だよね」なんて同僚と自虐し合ったこともあります。

そんな私も美容皮膚科に転職し、コロナの影響で真夏に完全防備の状態でも崩れないメイクを見つける必要に駆られました。

そこで行き着いた、マスクをしても崩れにくいメイクのコツをみなさんにお伝えします!

 

メイクが崩れる原因は4つ

崩れにくいメイクのために、まずはメイクが崩れる原因を押さえておきましょう。

①汗

汗の成分の大半は水分です。
密着度の低いベースメイクや水で落ちるポイントメイクなど、水に弱いメイクは汗で容易に落ちてしまいます。

②皮脂

通常、肌は自身を乾燥から守るために適切な量の皮脂を分泌しています。
しかし脂性肌やインナードライ肌の場合は皮脂分泌が過剰となり、メイクと混ざり合うことでドロドロと浮いて崩れてしまいます。

③乾燥

ファンデーションが割れたり、しわが目立つといったメイク崩れを起こしてはいませんか?
このようなメイクの崩れ方は乾燥が原因であることが多いです。

エアコンや紫外線など、現代人は季節を問わず乾燥しやすい環境下に晒されています。
そのため乾燥とは無縁そうな夏の時期でも肌内部は乾燥している場合があるのです。

④厚化粧

シミやニキビなど、気になる部分を隠そうとしてファンデーションを重ねすぎてはいませんか?
厚塗りのファンデーションは不自然に見えるだけでなく、メイクが崩れる原因にも繋がります。

また、下地にはファンデーションを密着させる糊の役割がありますが、ファンデーションを塗りすぎるとその効果が不足します。

そのため、過剰なファンデーションが地滑りのように崩れてしまうのです。

これらのメイク崩れの原因に、更にマスクという条件を追加して考えてみましょう。
マスク内は呼気によって高温多湿状態となり、まるで汗のように水分が発生します。

そしてこの水分が蒸発することで、肌に必要な水分までもが奪われ乾燥状態に陥ります。

乾燥は肌のバリア機能を低下させるため、それを防ぐために皮脂が過剰に分泌されるという仕組みです。

以上でメイク崩れの原因①②③を満たしました。

さらに崩れたメイクの上をマスクによって摩擦されるため、マスク無しと比較してより汚い崩れ方となってしまいます。

これらはメイク崩れだけではなく、ひいては敏感肌や肌荒れも引き起こします。
マスクをした肌は、通常とは異なる過酷な環境下に置かれているのです。

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マスクで崩れにくいメイクのポイント

マスクで崩れにくいメイクのポイント

メイクが崩れるプロセスはご理解いただけたと思います。
それらの原因一つ一つに丁寧に対処することでメイク崩れを極力防ぐことが可能です。

①メイク前のスキンケアで肌を整える

過度な皮脂や乾燥はメイク崩れを引き起こすため、スキンケアで肌を適切な状態に整えることが重要です。
ご自身の肌タイプに合ったスキンケア製品を選択し、油分と水分のバランスを整えます。

自分の肌タイプがわからない場合は、デパートのコスメカウンターなどで水分と油分のバランスを測定してもらうと良いですよ。

スキンケア直後にメイクをすると崩れやすくなるため、しっかりと浸透し馴染むのを待ってからメイクに移るようにしましょう。

「そんなに待っていられないよ!」という方は肌全体をティッシュで軽く押さえ、余分な油分をオフしてください。

②ファンデーションを密着させる

ポイントはファンデーションのみでベースメイクを仕上げようとしないことです。
化粧下地やコントロールカラー、コンシーラーなどを併用し丁寧にカバーしましょう。

暗い場所でメイクをすると厚塗りになりやすいため、明るい場所で鏡を確認しながら、薄い膜を重ねるように少しずつ塗り重ねます。
こうすることでファンデーションを薄付きにすることができ、崩れにくいだけでなく自然な仕上がりになります。

メイクの仕上げにフィックスミストを使用すると、メイクをキープし崩れにくくしてくれるためおすすめです。

お手頃なものだと2,000円程度で購入できるため、1つ持っておくと非常に便利ですよ。

③自分の顔にあったマスクを使用する

マスクのサイズが合っていないと、過剰な摩擦や蒸れを起こし結果的にメイク崩れに繋がります。

キツすぎず楽につけられるサイズを選び、上下や裏表を正しく着用しましょう。

また、インナーマスクを使用するとマスクの摩擦や蒸れを減らすことができます。
シルク素材のものは肌に優しく、メイク崩れ防止だけではなく美肌ケアにも繋がります。

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ファンデーション選びは難しい?

単にファンデーションといっても、パウダーやリキッドなど種類が多く、更に自分に合った色味を選ばなくてはなりません。

基本的に乾燥肌の方はリキッド、脂性肌の方はパウダーや皮脂吸着効果のある製品を選びましょう。

色を選ぶ際はフェイスラインや顔と首の境目に塗り、色が肌に馴染んで見えるかを試します。
それでも慣れていない方にはそれが馴染んでいるのかという判断が難しいと思います。

そんな方にはZOZOGLASSというサービスがおすすめです。
使い方は簡単。
ZOZOGLASSをかけてスマートフォンの画面を見ながら顔を傾けるだけでパーソナルカラーを診断し、おすすめのファンデーションを表示してくれます。

このサービスは無料で利用できるため、店頭に足を運ぶ必要なく手軽に似合うファンデーションがゲットできます。

「脱ファンデ」という手も

どんな方法を試しても、多少のメイク崩れは生じてしまいます。
それならば、ファンデーションがいらない肌を目指す「脱ファンデ」という選択はいかがでしょうか。

時間はかかりますが、時短になる、コスメ代の節約になる、持ち歩くコスメを減らせるというメリットがあります。

皮膚科や美容皮膚科で「脱ファンデのための治療をしたい」と相談するとどんな施術が合っているか教えてもらえます。

素肌が綺麗になるとメイクのりが良くなるため、素肌力の向上はファンデーションを塗りたい派の方にもおすすめです。

私も実際に、顔脱毛やしみとりレーザー、美肌内服などの治療を受け、薄いメイクでも満足できるようになりました。

まとめ

 

まとめ

メイク崩れを防ぐには

・まず土台となる肌を整える
・メイクの密着度を上げるために下地やフィックスミストを使用する
・厚塗りせず、悩みに合わせてアイテムを使い分け薄づきに仕上げる
・自分に合ったマスクを使用し、こまめにマスク内の蒸れを逃がす

これらのポイントを抑えることで、メイク崩れを格段に減らすことができるでしょう。

また、ファンデーションだけで隠すのではなく、ハイライトを使い光で飛ばして隠すという方法もおすすめです。

忙しい中でも綺麗でいることを諦めない全ての女性を応援しています。

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この記事を書いた人:まな [MANA]  / 看護師
著者:まな 新卒で大学病院HCU勤務後、美容クリニックへ転職。
ストレスによる体調不良で休職・退職した経験から、自分の心を大切にして働く事を目標に日々試行錯誤しています。
より良い環境を求め続けた結果、看護師5年目にしてすでに4回の転職を経験。看護師資格をうまく利用して自分らしく楽しく生きる人が増える事を願っています。