転職成功者インタビュー・花田 ゆかさん

2023.02.14掲載
転職者インタビュー
花田 ゆかさん(仮名・42歳)プロフィール
保有資格:理学療法士
前職:理学療法士業務
現職:デイサービスでの機能訓練指導員業務

 

転職しようと思った理由を教えてください。

 

施設と意向が合わず、モチベーションをなくして心身的に限界を感じたからです。

 

施設長がよく変わる施設でしたが、そのたびに方針も変更になり、同時期に入社したスタッフは、辞める頃にはほとんど退職していました。

 

開所時は、利用者さんの話を聞き、個人の体の状況に合わせて運動やリハビリを行う施設でした。

けれど、次第に利用者さんの状況にかかわらず、全員に同じ運動をさせるよう方針が変更されて。

 

さらに、上司からは「1人1人に時間をかけるな」と言われていました。

私は理学療法士として「1人1人のお悩みを聞き」、利用者さんに合わせたケアを提供したいと考えていました。

 

1人1人のケアができなければ、利用者さんの訴える不調には対応することができないんです。

ですので、全員で同じ運動をしている時は「これって意味があるのかな?もっと1人1人の方に丁寧にケアしたい、なんで分かってもらえないんだろう」といつも思っていました。

転職しようと思った理由を教えてください

働きながら「これが私のやりたかったことなのかな」と、感じる時もありましたが、できるだけ考えないようにして勤めていました。

正直に言えば、慣れた環境から飛び出す勇気がなかっただけなんだと思います。

 

人間関係もあまり良好ではなく、精神的にも限界でした。

 

そんな時に、辞めていった先輩に

「辞める勇気も大切だよ」

と言われたことを思い出しました。

 

先輩も私と同じように、施設の方針が納得できず、退職されたんです。

言われた時は納得できなかったんですけど、辞める時には先輩に背中を押されたような気がしました。

 

もう辞めよう。いいところが見つかるまで、ゆっくりのんびり仕事を探そう。

そう決めたタイミングで、面白そうな求人がないか求人サイトを見ていました。

 

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今の仕事の決め手は何でしたか?

今の職場は楽しく働けていますか?

 

施設長さんから直接お話を聞けたことが大きかったです。

 

転職先では、利用者さんの話を聞き、利用者さんの困っていることや症状に対応するような、利用者さん優先の仕事をやりたいと思っていました。

見学の時に、施設長さんに施設の方針を教えてもらえて、

「自分の考えと合うなぁ、ここでなら働けるかな?」

と感じたんです。

 

応募した時は理学療法士の仕事をするつもりはなくて、理学療法士以外の、自分に合う仕事なら何でもいいと考えていました。

 

だけど、長野求人・転職ネットの小林さんと面談をするうちに、

「本当に私は理学療法士以外の仕事がしたいのかな」

と感じ始めていたんです。

理学療法士の仕事自体は楽しくて、私に向いていると思ってこの仕事をしていたのに、利用者さんに関われなくなっていって、仕事の楽しみがわからなくなっていたんだと思います。

 

その時に小林さんにこう聞かれました。

「もし、利用者さんとしっかり関わって、花田さんがやりたいことが実現できれば、また理学療法士として働きたいですか?」

その時にハッとしました。

 

確かに私は、理学療法士の仕事をしたくないわけではなくて、前の職場と同じような働き方はしたくないと思っていたことに気づいたんです!

だから、小林さんから今の職場を紹介していただいた時に、「話を聞くだけ聞いてみよう」と思いました。

 

今の職場は楽しく働けていますか?

最初の頃は「最悪だめだったら辞めればいいか!」なんて考えてましたが、今はそんなこと考えられないですね(笑)

 

利用者さんともしっかり向き合えて、個人の状況に合わせたケアや運動ができるので、理想通りの仕事です。

利用者さんの話を聞いて、利用者さんに合ったケアをした後、「やってくれてありがとう」って言ってもらえると、この仕事をしていて良かったと思えます。

今の職場で、理学療法士としての初心を取り戻せました。

 

一度は「理学療法士の仕事はしたくない」と思っていましたが、今はやりがいがあって充実しています。

仕事のことを相談しやすい環境なので、苦手な仕事についても相談できることが、とってもありがたいです。

 

今の職場は送迎業務があるんですが、実は、特別に代わってもらっているんです。

送迎業務についていい思い出がないことを小林さんにはお話していて、出来れば送迎の無い職場を希望していました。

 

紹介してもらった職場は、送迎業務がある以外の条件は自分に合っていて、送迎が嫌という理由で面接を受けないのはもったいないと思ったんです。

 

自分で苦手なことについて話すのを負担に感じていましたが、小林さんが面接にも同行してくれるということだったので、かなり気が楽でした。

 

実際に面接で確認していただいたら、「徐々に送迎業務に慣らしていく」というお話だったので、「自分にできるかな」と不安でした。

 

でも、いざ働いてみたら、話を聞いて心配してくださった社員さんが送迎業務を代わってくれたんです。

優しさに甘えるだけではよくないと思って、今は皆さんが送迎に行っている間、施設の掃除をしています。

職場も職員の方にも、親切で優しくしていただいて、転職して良かったです。

 

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転職希望の方へ一言

 

転職と言っても、慣れた環境から飛び出すのは勇気がいりますよね。

新しい環境でスタッフさんと利用者さんと関係を作るのは、精神力も体力も要ります。

 

私もなかなか勇気が出せずにいました。

ただ、私のように我慢を重ねて、疲れ切ってしまえば、本当は好きだった仕事も嫌いになってしまうかもしれません。

 

今はいい職場を紹介してもらえて、楽しく働けているからこそ、あのときの我慢は無駄じゃなかったと思えています。

だけど、少しでも辞めるのが遅かったり、応募したのが小林さんじゃなかったりしたら、今の職場には行けなかったかもしれません。

 

親身になってお話を聞いてくれて、そのおかげで、私は理学療法士の仕事をまたやってみよう、と思えました。

 

自分ひとりで転職していたら、今頃、なんとなく違和感を感じながら、全く違う仕事をしていたかもしれません。

それどころか、今でも仕事を探していたかもしれません。

 

本気で向き合って、やりたいことを引き出してくれて、私に合うところを根気強く探してくれて、小林さんには感謝しています。

転職したいと考えているなら、応募してみて、ゆっくりじっくり、転職活動をしてみるのもいいのかもしれないですね。

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