介護士さん、もし一日だけ自由な時間が手に入ったら何をしますか?ライフスタイルの見直し

2023.06.13掲載
介護お役立ち情報

更新日:2023/6/13

介護士さん、もし一日だけ自由な時間が手に入ったら何をしますか?ライフスタイルの見直し

介護士の皆さん、忙しい日々を送る中で

「もし一日だけ自由な時間が手に入ったら何をしますか?」

と問われたら、どう答えますか?

休息をとる、趣味に没頭する、あるいは何もしない時間を過ごす…それぞれの選択はあなたの価値観を映し出します。

この記事では、その一日の過ごし方を通してライフスタイルの見直しを提案します。

仕事の疲れが取れずに悩むあなたに、自分自身と向き合い、新たな視点を得るための時間を過ごす提案です。
その結果、今の職場に留まるべきか、それとも新たな道を探るべきか、あなた自身が答えを見つけられるかもしれません。

 

介護職はなぜ自由な時間が少ないのか?


介護職の皆さんは日々、多くの時間とエネルギーをお仕事に捧げています。
でも、その反面で、自由に使える時間があまりないと感じている人も少なくないでしょう。
実際、なぜ介護職の自由な時間が少ないのか、その理由を探ってみましょう。

全国労働組合「介護労働実態調査」の内容から引用した数値を基に解説していきます。

 

仕事の疲れが取れない


まずは「疲れ」の問題から考えてみましょう。

介護職の仕事は身体的、精神的にハードです。

残念ながら、その結果として疲労が蓄積され、回復する時間が足りないという人もいます。

調査によれば、

約42%の方が「翌日に疲れが残る」と回答し、
さらに約18%の方が「休日も回復しきれず疲れている」

と感じているそうです。
このような疲労が積み重なると、自由な時間があっても十分に活用できないことがあります。

 

公休が取りづらい


次に、公休が予定通りに取れない問題です。

介護職は24時間365日、利用者の方々のために支え続ける必要があります。
そのため、公休が予定通りに取りづらいという現状があります。

実際、

約76%の方が「公休が予定通りに取れている」と回答しましたが、
それはつまり、4人に1人は予定通りに公休が取れていない

ということです。
さらに、

有給休暇も約40%の方が年間5日未満程度しか取得しておらず、
約8%の方は全く取れないと回答しています。

 

時間外の負担


そして、最後に挙げたい問題が時間外の負担です。
介護は予測が難しく、計画通りに進まないこともありますから、残業は避けられない現状があります。

全体の32.3%の方が「残業はない」と答えていますが、
それでも22.7%の方が「残業が5時間未満ある」という現実を共有しています。
しかも、4人に1人が不払い残業を経験している

というのですから、問題は深刻です。

不払い残業は法律でも禁じられている行為。

それにもかかわらず存在するというのは、あなたの大切な自由な時間を奪い、その対価を得られないことで、心と体の負担は増してしまいますよね。

自由な時間を手に入れても、それが残業に消えてしまうと、余計に疲れが溜まるかもしれません。
この問題は、私たちが改善を目指すべき事柄です。

以上のような問題が積み重なり、介護職の皆さんの自由な時間が少なくなっているという現状があります。

しかし、たとえ忙しくても、少しでも自分自身のための時間を作り、自由な時間を充実させることで、仕事もプライベートも満足度を高めることができます。

では、もしも一日だけ自由に過ごせる時間が手に入ったら、何をするでしょう?新しい視点を持つために、一日の過ごし方を見直してみませんか?

 

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もし「自由な一日」が訪れたら?新たな視点を見つけるための一日の過ごし方

もし「自由な一日」が訪れたら?新たな視点を見つけるための一日の過ごし方


突然ですが、もし一日だけ自由に使える時間が手に入ったら、あなたは何をしますか?

おいしいランチに行く?
それとも趣味の時間を満喫する?

それもいいですね。

でも、一度は「今日一日、何も予定を立てずに過ごしてみる」ことを試してみてはどうでしょうか。

「予定を立てないで過ごす」と聞くと、何もしないでダラダラ過ごすイメージを持つ方もいるかもしれません。
ですが、それではなく、「自分が何をしたいのか、何に時間を使いたいのか」を自由に決められる一日です。

例えば、普段読みたいと思っている本があるなら、それを読む時間を持つ

スポーツを楽しむなら、思う存分体を動かす

新たな趣味を見つけたいなら、色々なことにチャレンジする

これらの時間を持つことで、自分が何に喜びを感じ、何に興味があるのかを再確認することができます

そして、この一日の過ごし方を通じて、自分自身について新たな視点を見つけることができるでしょう。
これまで気づかなかった自分の興味や、改めて気づく自分の価値観など、新たな自分を発見することができます

このように、一日の過ごし方を見直すことは、ただ自由な時間を持つだけでなく、自分自身のライフスタイルの見直しにも繋がります

そして、それが新たな自分の可能性を見つけるきっかけになるかもしれません。

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自由な一日を経て見えてくる、新たな働き方の可能性

 

一日のリフレッシュが、あなた自身の感じ方や働き方に新たな視点をもたらすかもしれません。
体力的にも精神的にも過酷な介護職では、日々の業務に追われ、自分が本当に求めている働き方や生活スタイルについて深く考える時間が取れないことも多いでしょう。

この一日を通して、

「もっと違う働き方がしたい」
「新しいことに挑戦したい」

と感じたのであれば、それは新たなキャリアを探求する一歩目のサインかもしれません。

だからこそ、この一日を大切にしましょう

自由な時間の中で感じたこと、考えたことを、これからの仕事に活かすきっかけにしてください。

もし、新たな道を探したいと感じているなら、今度は一日を使って、新しい働き方を探してみるのも良いでしょう。

「マイナビ」や「リクナビ」などの転職サイトを利用して、自分に合った仕事を探す時間にするのです。

また、「パソナキャリア」などの転職エージェントの利用も、新たなキャリア探しの一助となるでしょう。

自由な一日が、新たな働き方を見つける第一歩になるかもしれません。

心地よい時間を過ごした一日が、あなたの新たな人生のスタートラインになるのです。

今はまだその答えが見えなくても、焦らず、自分自身のペースで進んでください。

自分自身の時間を大切にし、自分自身のための最善の選択をすることが、最も大切なのですから。

まとめ:自由な一日で新たな視点を得る

まとめ:自由な一日で新たな視点を得る

介護士のあなたが一日だけ自由な時間を手にしたとき、それはただ単にリフレッシュするためだけの時間ではないことをお伝えしたいと思います。
それはあなた自身の生活や働き方を見直す絶好のチャンスでもあるのです。

最初はただゆっくりと過ごし、体と心の疲れを癒す時間にしましょう。

次に、あなたが興味のあること、学びたいことに時間を投資してみてください

それがたとえ小さな趣味であっても、あなたの心に新たな活力をもたらすかもしれません。

そして、自由な時間を過ごすことで自分自身の働き方について新たな視点を得ることができます。

仕事がどれほど大変であっても、あなた自身の時間を大切にすることで、新たなキャリアの可能性が見えてくることでしょう。

あなたがもし新しい働き方を探しているのであれば、転職サイトやエージェントを活用することも一つの方法です。
新たな一日が、新たな働き方への第一歩になるかもしれません。

自由な一日があなたにとって、ただの休日ではなく、新たな自分自身を見つけるための大切な時間になりますように

あなた自身の時間を大切にし、あなた自身のための最善の選択をすることが、何よりも大切なのです。

あなたの新たな一日が、素晴らしい一日になりますように。

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